いなば歯科クリニック

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炭酸水と虫歯

2023.06.01

ホワイトニング

炭酸水は何にいい?

最近、炭酸水を飲むと、疲労回復、腸内環境を整える、など健康や美容に良いといろいろメディアで言われていますね。

実際私も食欲減退と疲労回復の効果を認めて、夕食時、リンゴ酢を炭酸水で割って飲んでいます。

でもこれって、気をつけておかないと、虫歯の原因になります!

虫歯はどうやってなるの?

虫歯は歯の表面についた歯垢(プラーク)に虫歯の原因菌となるミュータンス菌が付着して糖分を栄養として酸を作り出し、その酸が歯の硬い部分であるエナメル質の表面を溶かされ、穴となった部分を虫歯と言います。

炭酸水と虫歯の関係

炭酸水は水の中に炭酸ガスを含ませていて、弱酸性の飲み物です。

ダイエットや美容など健康のために飲まれている方が多いかと思います。

私のようにリンゴ酢やレモンなどを炭酸水で割って飲まれる方も多いかと思います。

ここで注意なのがリンゴ酢やレモンなどの柑橘系は酸蝕歯(さんしょくし)の原因となります。

酸蝕歯とは酸が歯が溶かされていく歯のことを言います。

酢の中に含まれる酢酸のphは強酸であり、酸は歯に触れる時間が長くなると、歯の表面のエナメル質が溶かされます。

虫歯は虫歯の細菌によって酸を作って歯が解かされる病気ですが、酸蝕歯は強い酸の影響によって歯が溶かされる病気です。

お口の中のphを長時間、酸性に傾かせていると、酸蝕歯や虫歯の進行を早めてしまうという困ったことになります。

上手に取り入れるために

酢や柑橘系の飲み物や食べ物が悪いわけではないので、強い酸のものを摂取する際は、だらだらと飲み続けない、飲んだらお水やお茶を飲んで、phを薄めるなどすることで予防ができます。

上手に生活に取り入れて、健康になっていきましょう。