2020.09.01
いなば歯科クリニックでは、拡大鏡を用いた精密治療を行っています。たまに「目が見えないから拡大鏡を使用しているのか?」という質問を受けることがあります。目が見えないからではありません。歯科診療は「歯」というとても小さな組織のさらに小さな病変に処置を加える治療ですので肉眼だけで得られる情報には限界があります。拡大鏡によって肉眼の何倍にも拡大されるので、詰め物を埋める時や、被せ物を作る際にも精度が格段に向上します。また、病変が明確に見えることで歯を削る面積を最小限に抑えるとともに痛みの少ない虫歯治療が可能です。
当院では院長は8倍の拡大鏡。衛生士は3倍の拡大鏡を使用しています。
衛生士も、拡大鏡を使用する事で、歯石の取りのこしなくスケーリングをしたり、歯茎の中に付着している歯石を歯茎を傷つけないように除去する事ができます。歯茎を傷つけての歯石とりは、痛みが生じるので避けたいものです。
このように拡大鏡を用いた治療はさまざまな点でメリットがあります。ところが、どの歯科医院でも採用しているというわけではありません。それぞれことなる経営方針や治療方針がありますので不思議なことではありません。
また、拡大鏡を使用しているからといって治療技術が伴っていなければ宝の持ち腐れになってしまいます。とはいえ、精密治療を行う上では拡大鏡は欠かせない器具といえます。
いなば歯科クリニックでは最新の機器を揃えて、精密な治療を行っています。
早良区 小田部 いなば歯科クリニック