いなば歯科クリニック

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歯磨剤の効能性①

2020.07.30

セルフケアに用いる薬剤には、歯ブラシと併用する歯磨剤やうがい時に用いる洗口液などがありますよね。

おもに口腔清掃時にプラークの除去率を高めたり、再付着を高めます。歯磨剤を使用するのとしないのでは

歯に付着するプラークの除去率が大幅に変わります。歯磨剤を使用した方がプラークの除去率が高いです。

歯磨剤にはプラークを除去するだけでなく、むし歯予防、歯周病予防、知覚過敏の軽減、

色素沈着の防止、歯石付着の防止など口腔内の環境を整えるために有効な、薬用成分が含まれています。

今回は、プラークの付着や再付着予防の効果を狙った成分についてお話します。

プラークを除去しやすくする薬剤として、ラウリル硫酸ナトリウムがあります。この成分は、発泡剤です。

歯磨きをする際に泡をつくる事でプラークを除去しやすくします。基本成分として、この成分にはほぼ全ての歯磨剤に含まれています。

しかし、ブラッシングをする際に発泡性が高いものや歯磨剤を多く付けると、泡立ちがよく磨けていなくても

磨いた気分になってしまうことがあるので、歯磨剤のつけすぎには注意が必要です。次にプラーク中の細菌数抑制に作用する薬剤に

クロルヘシシジン、塩化ベンゼトニウム、塩化セチルチピリジニウムなどがあります。この成分は洗口液にも含まれているものが

多くあります。クロルヘシシジンは細菌の細菌壁にる結合して抗菌性を発揮します。また塩化ベンゼトニウム、塩化セチルピリジニウムは陽イオン界面活性作用による洗浄効果と細菌の細菌膜を変性させることで、殺菌性を有します。またこれらは歯根面に吸着することでプラークの形成を抑制します。

また殺菌作用として、イソプロピルメチルフェノールが含まれているものもあり、プラークを形成するバイオフィルムに浸透し殺菌的に作用します。

このように歯磨剤には、効果目的によって成分が異なりますので、歯磨剤を使用、購入される際は、成分表をみて購入することがお勧めです。次回は、プラークの付着以外の目的用途に応じた歯磨剤の成分について御紹介していきます。