2020.07.14
子供のころは、永久歯が生えてくると、永久歯が乳歯の根っの部分をとかして、根の部分がとかされて、乳歯がグラグラして永久歯に押し出されて、乳歯が抜けていきます。これは永久歯を乳歯の交換期の仕組みです。なので、お子様の乳歯が抜けたとき、歯の見えている部分のみしか、残っていないので根の部分はほとんど残っていないということが多いです。
大きくなり、永久歯が生えそろったあとの、永久歯の歯のグラつきは、主に歯周病が原因と言えます。
歯周病は歯を支える骨の部分が、細菌感染によって、骨が溶けてしまい歯を支えることができなくなって、歯が抜けてしまうという仕組みです。ですので、抜けてしまった歯は、乳歯と違い、根の部分をそのまま残して抜けていることが多いです。
人の歯の交換は一度きりなので、永久歯が抜けてしまうと、歯は生えてきません。抜けたままです。抜けたところを修復するためには、前後の歯を使ったブリッジ、入れ歯、あとは保険がきかない治療のインプラントが選択肢になっていきます。
永久歯はとても大切です。
永久歯が虫歯になると、それを修復して修理して、使っていくということになります。
歯周病は、歯を支える骨の部分が細菌感染により骨が溶ける病気です。骨が溶けないように現状を維持していくということが大切になります。
骨の部分を現状維持するために、お口の中の細菌の量を減らすということが、骨の量を現状維持していくために大切になります。
最近の量を減らすには、ご自身の歯磨き(セルフケア)だけではなかなか難しいことです。定期的にお口の中のプロによるお掃除を受ける(プロフェッショナルケア)を受けることで、お口の中の細菌の量を減らしていくことができます。
当院では、歯科衛生士が患者様の口腔ケアに従事させていただいております。
お仕事や家事育児で忙しくて、なかなか歯医者に行くことができないかた、ご自身の為にも、早めの歯科医院への受診おすすめ致します。
福岡市 早良区 小田部 いなば歯科クリニック では歯周病治療に力を入れています。