2020.07.06
【口腔内の”歯や粘膜を守る”】
・被覆作用・・・唾液由来の糖タンパクを含むペリクルが表面を覆い、酸から守ります。
・pH緩衝作用・・・唾液中の重炭酸が、プラーク中のpHが急激に低下するのを防ぎます。
・再石灰化作用・・・唾液中のカルシウムやリン酸塩などのミネラル分が、歯を修復します。
・粘膜保護や潤滑作用・・・唾液中のムチン(糖タンパク)が粘膜の表面を覆い、粘膜を保護して傷つけにくくし、発音や発声をスムーズにします。
・粘膜修復作用・・・唾液中に含まれるタンパク質であるヒスタチンに抗菌作用と創傷治癒作用があります。「傷を舐めると治る」という言葉があるように、唾液は人ばかりでなく動物においても天然の傷薬となり得ます。
その他質問などありましたらご連絡ください。
早良区 小田部 いなば歯科クリニック