2018.10.09
オペが終わり次の日に術部を消毒した後は1週間あけて抜糸をします。
前回載せたようにオペの最後に術部を歯肉で覆うように縫合しているのでその糸を専用のハサミを使って切っていきます。その時使用するのはハサミだけでなく糸を支えるための細長いピンセットも使います。
抜糸の時は個人差はあると思いますが皆様が想像しているほど痛みはありません。ですが、人によってチクッと少し痛むこともあるかもしれません。それは1週間あけても傷の治りが悪いからというのも原因のひとつです。口腔内の清掃状態が悪かったり体調が悪く免疫力が落ちていたり、タバコを吸われている方など様々だと思います。
そういう少しの痛みもないように使用しているピンセットは細くて長いので歯茎を傷つけにくくハサミも先がコンパクトで歯茎に沿わせる様にして使用することで歯茎を傷つける心配はありません。このような器具を使う事によって少しの痛みも軽減することができます。
そしてまた1週間後にはブラッシング指導と器具を使って清掃をさせて頂きます。口腔内の清掃状態はインプラントをする前もした後も大切になってきます。さっき言ったように清掃状態によって術部の治りも変わってきます。それに歯周病にもなってしまいます。最初は術部が痛くて歯ブラシで近くの隣り合っている歯を触るのも抵抗があると思いますのでうがい薬も使用してもらい口腔内をきれいに保っていくことの大切さをお伝えします。そしてお口の中を鏡で見てもらいながら磨けていないところ、磨きずらそうなところをどのように磨いたら毛先が届くのかその方がどのように持った方が磨きやすいのかを一人一人の患者様に合わせた説明をしていきます。
インプラントに興味のある方はぜひいなば歯科クリニックにお越しください。
早良区 小田部 いなば歯科クリニック