いなば歯科クリニック

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親知らずの抜歯について

2024.01.29

親知らずって何?

親知らずとは、第三大臼歯のことをいいます。通常は奥歯は、6番目の歯は、6歳ごろから、7番目の歯は12歳ごろか、生えてきます。7番目の歯の奥の歯、8番目の歯が第三大臼歯になりますが、これは、18歳ごろから生えてくる歯になり、親が生えてきていることを知らない歯ということで「親知らず」と通称呼ばれている歯になります。

親知らずは必ず抜歯しないといけない歯なのか?

「親知らずを抜いて腫れた!」なんてこと、親知らずを抜いた方からはよく聞くかと思います。
親知らずは生えてきたら必ず抜くというものではありません。
真っ直ぐ生えてきていれば、他の歯と同じように噛むために必要な大切な歯になります。

抜かれるのは何故なのか

ただ、真っ直ぐ生えていても、歯ブラシが届かなくて、虫歯になったりすることがあれば、治療となるのですが、奥に生えている歯なので、治療が困難になることがあります。そうなると。治療ができないので、抜歯という選択となります。

あとは、横向いている歯で、清掃状態が良くなく、虫歯になってしまい、痛い場合や、奥の歯茎が腫れを繰り返す場合、手前の7番目の歯を守るために親知らずの抜歯をする場合があります。

親知らずの抜歯は腫れる?腫れない?

親知らずを抜いたからと言って必ず腫れるということはないのです。

もちろん、絶対腫れないと言い切れる抜歯もそもそもがありません。医療に絶対はないのです。が親知らずの抜歯でも、確率的に腫れにくいもの、確率的に腫れやすいものは、あります。

画像のように下の親知らずで、横向いて生えているものに関していうと、抜歯もかなり大変なものになり腫れます。実際、筆者自身も抜歯をしてもらいましたが、腫れました。
真っ直ぐ生えている歯に関しては、比較的腫れにくい傾向にあります。
しかし、親知らずの抜歯は真っ直ぐ生えているものでも、虫歯が大きく進んでしまっているものは、横向いて生えているものを同じように抜歯がかなり大変なものになります。

抜かなくて済むにはどうしたらいいのか

真っ直ぐ生えていても、虫歯になったり、歯茎が腫れを繰り返して、抜歯となる場合もあります。逆に、横向いていても、虫歯にも歯茎も腫れたりしない方もいらっしゃいます。それは、お掃除次第になります。歯のまわりが、よく磨けていれば、虫歯になりませんし、腫れたりもしません。

親知らずをお持ちの方は、奥歯をよく磨くように頑張りましょう!

しかし、セルフケアでは、限界がありますので、定期的な歯科医院でもお掃除はお勧めします。