2022.06.20
歯が痛いと言うと、虫歯になってしまったと思う方が多いかと思います。
当医院でも、「歯の痛いので、虫歯の治療をしてください」ということで、ご来院される方多くいらっしゃいます
が、実際ご来院される方が全員むし歯が原因で痛いと言うわけではないのです。
もちろん、むし歯が大きく進んでしまうと冷たいものや熱いものがしみたりします。
じゃぁ、虫歯じゃないのになぜ痛いのか?
むし歯以外に痛むにはいくつか理由があります。
1、歯周病
歯周病が重症度に進んでしまうと、噛んで痛いなどの症状があります。重症度に進んでしまうと、歯茎が腫れたり、歯がぐらついてしまったりします。
2、食いしばりや歯ぎしり
過剰に負荷がかかってしまう状態が続くと、いわゆる、歯ぎしりや食いしばりをしていると
歯根膜が炎症をおこしてしまい、噛んだり、歯同士が触れ合うと、とてつもない痛みがあります。
3、知覚過敏
歯の根元の部分が削れてしまっていたり、歯茎の退縮によって歯の根元が出てきてしまって、刺激でしみたりします。
他にも歯が痛む理由にはいくつかあります。ただ、虫歯や歯周病は痛みが出てしまった時には重症に進んでしまってることが多く、治療が出来ず、抜歯するしかない場合もあります。
そうならないために日頃からお口のケアは大切になります。痛いときにだけ歯医者に行くと悪くなっていることに気が付けず、いつのまにか重症になっている場合もあります。
痛くないときにこそ、定期的に歯科医院でみてもらうことは、歯を長く使っていくためにとても大切なことです。
福岡市 早良区 小田部 いなば歯科クリニック