2022.11.02
歯科医院へはなかなか足が向かないという方も多いと思いますが、痛みが出てからの受診だと治療が大変になってしまう事も多くあります。
虫歯で歯が痛み出す時は、歯の神経まで虫歯が到達している事が多いので、神経を取る治療が必要になります。多くの虫歯は大きくなるまで痛みが自覚症状が出ないので、早期に見つけてあげる事が大切となります。
歯は削れば削るほど寿命が短くなると言われています。特に神経を取っている歯とそうでない歯は、寿命が20年違うと言われています。神経まで到達するような大きな虫歯でも神経を残す事ができる特殊なお薬もありますが、残念ながら絶対残せるというわけではありませんので、まずは神経まで達するような大きな虫歯を作らないことが第一です。
歯周病も、痛みが自覚症状はほぼなく進行していくのが大きな特徴なので、歯がぐらついてきたり、歯茎が頻繁に腫れるなどの症状が出てきた時には歯周病が重症化し、抜くしかないという状況になる事もよくあります。痛みや自覚症状が出る前の初期段階で虫歯が歯周病を見つけ、処置する事がとても大切になってきます。
2〜3ヶ月に一度の定期検診をおすすめしています。
お痛みなどはなくても、歯科で、検診を受けましょう。
早良区 小田部 いなば歯科クリニック 院長 稲葉 健一郎