2023.05.18
妊娠期には通常の月経周期より歯茎の炎症が起きやすいため、セルフケアの強化が必要になってきます。さらに、唾液の量も減少するため口の中の乾燥を感じる割合が多いので、口腔粘膜を刺激するアルコール含有洗口剤の使用は控えてます。
初期はつわりで胃の内容物の嘔吐を繰り返すことにより、口の中が酸性に傾きやすくなります。さらに、一度にたくさんの食事が摂らないために、食事回数や間食が増え、虫歯のリスクも高まります。
•体調のよいときに歯磨きをする
•顔を下に向けて歯磨きをする
(唾液が溜まるとその刺激で吐き気がおきることがある)
•吐き気が感じやすい奥歯は最後にブラッシングする
•嘔吐後はうがいを十分に行い、30分は歯磨きをしない
(酸蝕症を引き起こすリスクがある)
福岡市 早良区 小田部 院長 稲葉 健一郎