2022.11.25
こんにちは。いなば歯科クリニック 歯科衛生士スタッフです。
今週の豆知識
小学生が磨き残しが多い部位、お母様方はご存知ですか?
結論!!1番前の上下前歯と前から6番目の6歳臼歯と言われる、第1大臼歯です。
なぜ、磨き残しが多いかというと、小学1年生あたりからその部位には永久歯が生えてきて
他の乳歯に比べて永久歯は歯の大きさが大きくなりますから
ストローク(歯ブラシを動かす動き)を乳歯におこなうような歯磨きをしていると、歯ブラシの当たってる部分が、まばらになっています。それに奥歯の6歳臼歯は、以前よりもっと奥に突っ込んで磨かなくてはならないので、当たりが弱かったら届いてない事が多いです。
ですので、虫歯の好発部位でもあります。
虫歯になってしまったらせっかく生えたばかりの大人の歯を治療、削ることになってしまいます。
そうならないために
お母様に注意していただきたいこと!4選!
1.ときどき子供が磨いた後に染め出しをして磨き残しを2人で確認する
2.いつも子供が磨き残すところをお母様が仕上げ磨きをする
3.覗き込んで6歳臼歯の生えている状態を2人で確認する
4.いっしょに磨くときは鏡を見ながら汚れを確認して磨く
小学1年生は子供の歯から大人の歯へ生え変わるタイミングなので
歯に関心をもってもらえるチャンス!!
大人の歯は生え変わらないので大事にしていきたいですね。