2024.07.04
咀嚼により唾液の分泌量が多くなります。よく噛めば唾液の量も多くなり、唾液が多くなればそのさまざまな作用により、虫歯や歯周病の予防につながります。
ガムをよく噛むと脳が活発に活動することが分かっています。口の中に何も入れずに咀嚼運動をしても脳は活発に活動せず、ガムをしっかり噛むことで、脳の活性化が見られたということです。
人間は地球の重力に対して筋肉を使い、姿勢を保っています。
筋肉には咀嚼筋もふくまれていて、咀嚼筋が活発に働くことが姿勢を正しい位置に戻すことに関連すると言われています。咀嚼によりしっかりと姿勢が安定することで、自身の持っている力を出し切ることが可能です。
ガムを噛むことでさまざまな筋肉が働きます。口腔周囲の筋肉のトレーニングとしてガムを噛むことで、機能の向上も期待できます。
早良区小田部 いなば歯科クリニック 院長 稲葉 健一郎